東京オリンピック開催など日本中が希望に満ち溢れた2020年。
しかし、年明け間もない1月16日に日本国内で新型コロナウイルスの感染が確認されると、驚く勢いで世界中を恐怖の渦で包み込んでしまいました。
もちろん私の方も撮影になかなか行けず、サイト更新も少なくなってしまいましたが、1年の締めくくりとして2020年の新幹線を振り返ってみたいと思います。
まずは東海道新幹線の700系が引退。
3月8日にラストランが予定されていましたがコロナの影響で中止に。
また3月14日のダイヤ改正で東海道新幹線はのぞみ12本ダイヤを予定していましたが延期になり、お盆をむかえる8月になってようやくこのダイヤが活用されました。
4月は緊急事態宣言が発令され、新幹線の自由席は乗車率が10%以下など異例の状況が続きますが、5月末の解除後少しずつ乗客が戻り、新しい新幹線がデビューします。
東海道新幹線のフルモデルチェンジ車両N700Sがデビュー。
オリンピックを見据えた車両だったかと思いますが、その延期と共に控えめなデビューとなりました。しかしN700Sは2022年完成予定の九州新幹線長崎ルートの「かもめ」としても使用されることが発表され、今後より広い範囲で見ることが出来そうです。
その後、新しい生活様式に戸惑いながらも色々なキャンペーンがはじまりますが、観光や旅客の需要は厳しいもので、東北新幹線のやまびこ等に増結用として使用されていたE3系R編成の増結休止という突然のニュース。
そして上越新幹線で活躍していたE3系現美新幹線も引退
今年春先にはE8系も発表されたので、E3系が活躍する姿を見ていられるのもそう長くないかもしれません。
12月に入ると気温低下も影響してか、再びコロナの感染は広がり油断の出来ない日々ですが、旅客需要が減った新幹線は、移動オフィスとしての活用や貨物新幹線など新しいアイデアに挑戦していく様な話題も聞こえはじめています。
以上、本当にコロナに翻弄された一年ですが、年が変わっても厳しい日々がまだ続いていきます。
そんな中でも希望を持って何とか生き続け、無理のない範囲で新幹線撮影も続けていけたらと思っています。
最後にホームページ設立初年を何とか終えることができました、一年間お付き合いいただきありがとうございました。
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